彼女持ち男性への辛い恋…好きな気持ちは諦めるべき?
好きになった人が彼女持ちの男性だった……
恋人がいると分かった時点で恋心をすんなり手放すことができれば苦労しませんが、そう簡単にいかないのが恋愛感情というものです。
今回は、彼女持ち男性への恋は諦めるべきなのか、アプローチするとしたらその前に考える必要のあること、そして彼に対して絶対にとってはいけない行動などについて詳しく紹介していきます。
今現在辛い恋に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
彼女持ちへの恋は諦めるべき?
彼女がいると知っていても好きになった、好きになってから彼女がいることを知った、という人ももちろんいるでしょう。
ですが、好きな人ができたとなったらまず彼女がいるかどうかは気になりますし、いると知ったらショックを受け、恋心を諦めるべきか貫いてしまうか悩む人も多いのではないでしょうか。
もちろん、彼女の存在を知った時点で諦めるというのが一般的には正しいとされるでしょう。
ですが、一度抱いた恋愛感情は、やめておいた方がいいと頭では考えたとしても、すぐに割り切れるほど単純なものではありません。
だからこそ、ダメだと分かっているのに抑えきれない、諦めきれないという状況に陥り、悩む人が多いのです。
とはいえ、たまたま彼に彼女がいたというだけで、彼女持ちへの恋も立派な片思い。
そして、たとえどんな形であったとしても、恋愛とは最終的に相手に選んでもらえるか否かが焦点となります。
彼に恋人がいなかったとしても恋愛対象としてみてもらえなければ振られてしまいますし、好きになってもらえたらお付き合いできる可能性も出てくるのです。
これは略奪愛でも同様と言えます。略奪愛を強く推奨したいわけではありませんが、今の彼女を選ぶかあなたの元に来てくれるか、その答えは彼にしか決められないのです。
ですから、当然彼が今の彼女よりあなたといる方が幸せだと感じてくれたら、今の彼女とは別れてあなたのところに来てくれるかもしれません。
とはいえ、このような事態が起きた場合あなたの恋が実ったその時に、今の彼女を始め誰かを傷つける結果になってしまうことは忘れてはいけません。
彼女がいるからといって絶対に諦めなくてはならないわけではありませんが、この部分は念頭に置いた上で自分の中で答えを出すようにしましょう。
大好きな彼にアプローチする前に考えておいた方がよいこと
彼女持ち男性への恋を諦めないと決めたのなら、アプローチする前に考えておいた方が良いことがいくつかあります。
ここからはその内容について紹介していきたいと思います。
彼のことを本来以上に高く評価していないか
すでに決まった恋人がいる男性に限らず、手が届かないと感じる恋をしていると、それだけで本来の本人の評価以上に付加価値がプラスされた状態で相手のことを見てしまう、という現象が起こってしまいがちです。
隣の芝生は青く見える、なんていう言葉もあるくらい、すでに誰か他人のものだと感じる相手に対して、なぜだか執着心を抱いてしまう人もいるんですね。
たとえば彼を今の彼女から奪えたとして、この恋が実った後に考えてみたらそんなに素敵な人じゃなかった、という後悔を生まないためにも、今一度なぜ彼のことが好きなのかは冷静になって考えるべきでしょう。
彼との恋が実=略奪愛になる
すでに恋人がいる男性と最終的に結ばれることを望むなら、必然的に今の彼女から彼を奪う必要が出てくる、というのはやはり忘れてはいけません。
今の彼女を傷つけるというのはもちろんのこと、その彼女との別れを切り出すのは彼になりますから、彼自身にも振る覚悟とそれによる罪悪感を背負わせることになります。
むしろ、そんな彼の負担を慮れないようなら、たとえ彼を奪えたとしても遠からずうまくいかなくなってしまう可能性大。
今の彼女も、そして彼自身も辛い思いをすることになる、という事実は、アプローチする前からきちんと向き合っておくようにしましょう。
いつか自分も今の彼女と同じ立場になるかもしれないということ
今彼女がいる彼があなたになびくということは、彼という人は恋人がいたとしても他の女性と連絡を取ること、素敵だと思う女性がいれば今恋人がいるかどうかはおかまいなしのタイプだということのひとつの証明となります。
それは言い換えれば、仮に今あなたのことを好ましく思って恋人になってくれたとしても、将来あなた以上に彼が素敵だと思う女性が現れたとしたら、今度はあなたが奪われる立場になる可能性が十分に考えられるということです。
これは通常の片思いと違って略奪愛の場合はより起こりがちな現象であり、そうしたリスクやそれに付随した不安感などとしっかり向き合わなければなりません。
かといって、略奪愛を成功させた後に他の人に奪われないようにと束縛を強めてしまえばかえって彼の心が離れる原因になってしまうので、要注意です。
要するに、略奪愛とは生半可な気持ちで向き合ってもいい恋愛ではないということ。
この辺りもしっかり踏まえた上で、本当に彼にアプローチするのか、よく考えたほうがいいと言えるでしょう。
彼女持ちの男性が他の女性にグラッと来やすいのはどんな時?
彼女持ちの男性にアプローチするなら、やはり彼女以外の女性に目を向けやすい時に狙いを定めるのが1番です。
恋人とラブラブな時に言い寄られても、かえって鬱陶しがられる可能性の方が高いですからね。
では実際のところ、彼女持ちの男性が他の女性にグラッと来やすいのはどんな時なのでしょうか?
彼女と喧嘩しているなど、すれ違いが起きている時
喧嘩などすれ違いが起きている状況だと、それまでどんなに愛し合っていた2人でもお互いに不満を抱いている状況ですし、別れの2文字が頭をよぎりやすいものです。
そんな時に優しく接してくれたり自分の思いなどに対して理解を示してくれる異性に出会うと、この人と一緒にいた方が自分にとっていいのかもしれない、と感じることが多いようです。
恋人に対してマンネリを感じている・飽き始めてしまっている時
交際期間が長期に渡るほど避けて通ることが難しくなってくるのが「マンネリ化」。
たとえどんなに魅力的な相手であっても一緒に過ごす期間が長くなってくると徐々にそれに慣れて来てしまいますし、つい当たり前のことのように感じてしまうもの。
そうなってくると新たな刺激や新鮮味を求め、恋人以外の異性に目を向けてしまう人というのは、男女共に少なくありません。
特に恋人とうまくいっていないときはその現象に拍車がかかる傾向にあるようです。
辛い時や寂しい時
たとえ恋人がいたとしても、四六時中一緒にいられるわけではありません。
なので、辛い出来事や、不意に寂しさに襲われた時などに、タイミングよく恋人に会えないという瞬間も当然ながらあるわけです。
そしてこうした、弱っていたり甘えたくなっている時というのは、その時近くにいて自分を支えてくれる女性に対してグラッと来やすい瞬間でもあるのです。
今の彼女にはない魅力・癒しなどを感じた時
非の打ち所がない人間、というのはそうそういるものではありません。
たとえどんなに彼が彼女のことを好きで大切に思っているとしても不満に感じる点や、こういう面は一緒にいると疲れるなぁと感じる部分が大なり小なりあるはず。
そんな中で今の彼女よりも魅力的に感じられる要素をたくさん持っている女性と出会うと、男性は多少グラッと来てしまうもの。
特に彼女に対して抱いている不満などを解消できてなお魅力的な部分をたくさん持っている女性に対してはかなり気持ちが動きやすいでしょう。
また、男性の多くは女性らしさなどの異性としての魅力とともに、リラックスした自然体の状態で一緒にいられる女性にも弱いものです。
あなたと一緒にいる方が癒される、と思ってもらえるような女性になれると、恋が実る可能性がグッと上がるでしょう。
どんなに辛くてもやってはいけないNG行動とは?
彼女持ち男性に効果的にアプローチできる瞬間やその際の行動について見てきました。
ここからは、どんなに彼への片思いが辛くても彼女持ち男性に対して絶対にやってはいけないNG行動について紹介していきたいと思います。
やってしまえばかなりの確率でこの恋は失敗してしまいますので、彼にアプローチを仕掛ける前に必ずチェックしておいてくださいね。
必要以上にあなたが抱いている恋愛感情を伝える
これは彼女持ち男性の時に限らないことですが、片思いをしている相手に必要以上に恋愛感情を伝えてしまうのはリスクの高い行動です。
というのも、この人は自分のことが好きなんだ、と感じると相手の気持ちの中で余裕が生まれ、あなたに対する優先順位が下がってしまいます。
その結果、あなたの気持ちを利用され、都合のいい女として扱われるリスクがグンと高まってしまうのです。
特に彼女持ちの男性の場合、今の恋人との間がダメになった時の保険、つまりキープ扱いになってしまうというわけです。
また、このようなある意味ズルい発想をしない男性でも、自分に好意を持たれてもその気持ちには応えられないからと引いてしまう可能性もあります。
いずれにせよ、あまりに好き好きアピールをするのは得策ではないのです。ほんのり好意を仄めかす、くらいにとどめておくくらいがちょうどいいでしょう。
彼女とまだ別れていないのに関係を持つ
過度に好意を伝える以上にやってはいけないのが、まだ彼が彼女と別れていないのにキスや体の関係を持ってしまうことです。
彼から深い関係に誘われたら、彼が自分を求めてくれている、彼も自分に好意を持ってくれている、と感じるかもしれません。
ですが彼からしてみれば、自分に彼女がいると知りながら自分を拒まない、つまりお付き合いという形を取らなくても自分が求めればいつでも抱ける都合の良い女性としてしか見られなくなってしまいます。
そんな都合の良い女性が相手なら、わざわざその人のためにリスクを犯して今の彼女と別れる必要もないわけです。
このように都合のいい浮気相手に成り下がってしまったら、よほど彼との接し方を工夫するか自然と彼女と別れるのを待つくらいしか、彼と結ばれる方法はありません。
将来彼と付き合いたいと真剣に思っているなら、絶対に中途半端な状態で関係を持つのはNGなのです。
私と付き合ってほしい・今の彼女と別れて欲しいなどと伝える
彼への気持ちが強すぎるあまりついついやってしまいがちなのが、彼に自分を選んでほしいと伝える行動。
ですがこの、彼女と別れて自分を選んでほしいと伝える行為は、彼女がいる状態で彼と肉体関係を結ぶのと大差ないくらいに彼との関係を壊しかねない行動です。
というのも、彼からしてみれば今はまだ彼女と付き合っているわけです。
仮に恋人と別れることを考えていたのだとしても、彼女に切り出すには相応の覚悟や勇気も要りますから、すぐにはあなたの気持ちに応えられるはずがありません。
また、彼女とは全く別れる気がなかったとしたら、ただの面倒なことを言ってくる重い女という印象を持たれるか、最悪の場合自分と彼女との仲を邪魔してくるかもしれないと警戒されかねません。
いずれにせよ、自分の気持ちや都合は全く考えてくれない自分勝手な女、として彼の目にはうつるわけです。
遅々として進まない恋に焦ったり不安に感じたりする気持ちはわかりますが、彼女がいることを知っていながら彼にアプローチするなら、彼が答えを決めてくれるまで待つより他ないのです。
まとめ
今回は彼女持ち男性を好きになってしまった際の気持ちの面、そして行動面でのアドバイスについて紹介して来ました。
誰かを好きになること自体は咎められるようなものではありません。
ただ、相手が彼女持ちの男性である以上、安易な気持ちで向き合ってはいけない恋愛だといえます。
最終的にどうするかはあなた自身が決めなければなりません。
諦めるのか、略奪愛を頑張るのか。決断をするにあたって、本記事が参考になれば幸いです。
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